川越のヒーリングサロン ミレイアです。
久々に認知症ブログです。
何気なくやっている行動が
認知症になりやすい行動と知ったら
あなたはどうしますか?
認知症に興味がない方にも是非知っていただきたいと思います。
【人間の脳は主語を認識できない】
認知科学では良く知られていることですが
人の悪口を言うと自分の脳も傷ついています。
頭の中でこっそり呟いているだけでも
自分の脳は誤魔化せません。傷つきます。
精神科医、樺沢紫苑 先生の著書に
そのメカニズムがわかりやすく書いてあります。
以下引用****
◎ 他人の悪口は自分に向かう
フィンランドの脳神経学者トルパネン博士とその研究チームは、平均年齢71歳の1449人にある調査を行いました。1人ひとりに普段どれくらいゴシップを流したり、人を批判したり、意地悪な態度をとっているかの質問をしたのです。その結果、悪口や批判が多い人は、そうでない人に比べて、認知症になる危険性が3倍も高いことがわかったのです。
また、悪口を言うと、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌することもわかっています。すでに説明したように、長期にコルチゾールの高値が続くと、身体の免疫力が低下し、様々な病気の原因となります。コルチゾールはストレスがかかったときに出るホルモンですから、悪口を言うのは大きなストレスになっていることを意味します。
なぜ、他人の悪口を言うことが、大きなストレスとなってのしかかってくるのでしょうか?それは、人間の脳は「主語」を理解できないからです。
記憶や感情をコントロールする海馬、扁桃体、視床下部などの大脳辺縁系は、「古い脳」と言われます。この「古い脳」は、主語が理解できないので、新しい脳から送られてくる情報を主語抜きで理解します。
つまり、人の悪口などを言った場合、脳のストレス系への情報伝達の過程で、「誰が〜」と言う認識ができない。そのため脳は「自分の悪口が言われている」と判断してしまい、それが大きなストレスとなってのしかかる。結果として、コルチゾールの分泌が起こるのです。
悪口を言うことによって、自ら病気が治らない原因をつくっているのです。
引用終了*****(P87~88より)
樺沢紫苑/「頑張らなければ、病気は治る」/あさ出版/2015年
大脳辺縁系を知りたい方は、私がイラストで描いていますので
↓
こちらから(月報に寄稿しました。)
子ども達にも親しみやすいようにワニさん脳としています。
いつまでも健やかでいたい!と思う方は
悪口を言ったり、悪口を考えたりする回数を減らしてみてはいかがでしょうか。
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